敏感肌で悩んでいる方は多いのではないでしょうか？敏感肌だから仕方ないとあきらめていませんか？遺伝やアレルギーなどを除けば、「敏感肌の肌質は変えられない」のではなく、「敏感肌は乾燥が主な原因なので、ちゃんとした日常生活とスキンケアで改善できる」ものなのです。
そこで今回は、敏感肌の改善の対策についてご紹介します。
敏感肌の対策の基本
敏感肌に医学的な定義はありませんが、一般的には、バリア機能が低下して肌が敏感になっている状態をいいます。敏感肌の主な原因は肌の乾燥なので、敏感肌の原因は乾燥肌の原因と同じであることがほとんどです。
つまり、敏感肌を防ぐ基本は、乾燥対策である保湿です。そのためには、外側からの保湿を意識するのではなくて、からだ全体の保湿力を高めることが大切です。
つまり、乾燥、敏感肌、バリア機能、ターンオーバーを別々に考えるのではく、肌の生まれ変わりのメカニズム全体を考えた対策が必要なのです。その基本は、保湿、肌を清潔を保つこと、肌への負担を減らすこと、食べ物に気を付けること、ストレスマネジメントの5つです。
まず、十分な保湿を行いましょう。化粧水だけではなく、水分の蒸発を防ぐはたらきのある美容液や保湿クリームなども組み合わせて使いましょう。
敏感肌の化粧品を選ぶポイントは、保湿が一番ですが、刺激を避けることも同時に考えることが大切です。無添加やオーガニックというだけで選ばず、全表示成分でしっかり配合成分を理解し、自分に合っているものを選びましょう。
おすすめの成分は、化粧水ではヒアルロン酸、プロテオグリカン、ナールスゲンなどです。美容液や保湿クリームではセラミド、シアバター、スクワランなどです。
つぎに、肌の清潔を保ちましょう。肌の酸化の原因になるメイクや汚れ、皮脂をきれいに落とすことが重要です。肌への刺激が少ない敏感肌でも使える洗顔料やクレンジング料を使って、丁寧で優しい洗顔やクレンジングを心がけましょう。
そして、肌への負担がかからないスキンケア、エイジンケアを心がけましょう。使っている化粧品が自分に合っているか、間違ったスキンケアをしていないか、見直しましょう。
また、バランスの良い食事を心がけましょう。美肌のために、たんぱく質、食物繊維、ビタミンAなどを積極的に摂りましょう。
ほかにも、腸内環境を整える発酵食品や抗酸化成分を含むコーヒーや緑茶なども上手に取り入れましょう。さらに、過度な精神的ストレスを防ぐことも大切です。
そのほかの敏感肌対策
紫外線ダメージも敏感肌の原因です。少なからず肌に負担を与える日焼け止めをなるべく使わなくていいように、帽子やサングラスなどのファッションで紫外線対策を行いましょう。
日焼け止めを使う際は、ノンケミカルで低刺激、すぐに洗い落とせるものを選びましょう。もちろん、紫外線のアフターケアも重要です。
また、化粧下地やファンデーションも肌の負担にならないものを選びましょう。
さらに、良質な睡眠や肌に負担をかけない入浴を心がけることも、敏感肌の予防や改善には大切です。
まとめ
敏感肌の改善の対策をご紹介しました。保湿を中心としたスキンケア、食事などの日常生活を見直すことで、改善できることをご理解いただけたと思います。
エイジングケアアカデミーの記事、敏感肌を改善！症状・原因と10のエイジングケア対策のコツでは、敏感肌の原因や症状、さらに詳しい改善の対策をご紹介していますので、敏感肌を改善して健やかな美肌をキープする参考にしてください。