お肌が敏感な方にとって美容液はとても大切なスキンケア化粧品の一つ。
たくさんの美容液の中から自分にぴったりの商品を見つけるのは、どんな肌質の方でも難しいですが、敏感肌の方はとくに難しいのではないでしょうか?
とはいえ、美容液はは高価なものも多いので、できるだけ失敗したくないところ。
そこで今日は、できるだけ失敗を防ぐために、敏感肌美容液の選び方の3つのポイントをお伝えします。
3つの保湿のうち「水分保持」ができるものを選ぶ
敏感肌はバリア機能が低下し、お肌の水分を保持する機能が弱くなっています。
そのため、水分をしっかり保持する成分が入った美容液を選びましょう。
保湿には次の3つのはたらきがあります。
お肌に水分を与える(Give Water)
お肌の水分を保持する(Keep Water)
お肌の水分の蒸発を防ぐ(Cover Water)
この3つのはたらきが全て必要ですが、美容液が得意なのはお肌の水分を保持することです。
水分を保持する成分は、水に溶けやすいものと油に溶けやすいものがありますが、しっかり水分をキープするためには、どちらもバランスよく配合された美容液を選びましょう。
おすすめ成分は、プロテオグリカン、ヒアルロン酸、ヒト型セラミド、ユズセラミド、アミノ酸などです。
刺激になる可能性がある成分は避ける
敏感肌はバリア機能が低下しているので、刺激に弱くなっています。
そのため、刺激になる可能性がある成分が入っていないか、配合量が少ないものを選びましょう。
いくら効果が高い美容液でも、刺激の強い成分が入っている美容液を毎日使うことで、逆にお肌にダメージを与えることになってしまうこともあります。
具体的に気を付けたいのは次のような成分です。
・アルコール(エタノール)
・香料
・着色料
・PG、DPG
・保存料
・高濃度のビタミンC誘導体
・ビタミンA誘導体
また、成分以外にも、オーガニックや自然派のイメージに騙されないことも大切。
オーガニック、自然派などなどと書かれていると、いかにもお肌に優しそうですが、必ずしも敏感肌に適しているとは限りません。
むしろ、お肌にとって刺激が強いケースもあります。
植物由来の成分は本来低刺激ではありませんので、きちんと調べてから選ぶようにしましょう。
エイジングケアができる美容液を選びましょう
敏感肌の方は、バリア機能が低下して、保湿力も低いため、エイジングが早く進みやすいです。
また、もともと敏感肌じゃなくても、年齢を重ねるほどお肌は敏感になることをご存知でしょうか?
そのため、敏感肌美容液を選ぶときには、エイジングケアができるものを選ぶことをお勧めします。
エイジングケアと敏感肌対策を両立させるためのポイントは、次の3つを満たしたものを選ぶことです。
・保湿効果が高い
・低刺激のエイジングケア成分配合
・美容液自体が低刺激
低刺激のエイジングケア成分でお勧めは、ナールスゲン、VCIP、プラセンタ、ヒト幹細胞培養液などです。
まとめ
できるだけ失敗しないための敏感肌美容液の選び方のポイントを3つお伝えしました。
この記事を参考に、あなたのお肌にピッタリな美容液を見つけていただければ幸いです。
また、一度自分にピッタリの美容液を見つけても、年齢を重ねるお肌状態は変わっていきますので、定期的に見直しをすることも大切です。
美容液を見直すときにも、この記事をもう一度ご覧いただければ嬉しい限りです。