毛穴の悩みに毛穴パックは効果があるの?
20代の女性にとって、いちご鼻や角栓は代表的な毛穴の悩みですね。
もちろん、エイジングケア世代にとっても、Tゾーンで毛穴が目立ってしまうのは、深刻な肌悩みです。
そんな時、改善のために試したいのが毛穴パックではないでしょうか。
確かに上手に使えば、速効的に毛穴の悩みを改善できますね。
でも、毛穴パックは、使い方を間違えたり注意を怠ると、逆に症状を悪化させる美容法です。
つまり、失敗の可能性もある毛穴のケア方法です。
そこで、ナールスエイジングケアアカデミーの「毛穴パックは角栓やイチゴ鼻に良いの?NG?」の記事を参考に、毛穴パックのメリットやデメリット、また正しい使い方などをご紹介します。
そもそも毛穴パックって?
毛穴パックとは、小鼻や鼻の頭をはじめ、何らかの原因で広がってしまった毛穴から分泌される皮脂や角栓を取り除くフェイスパックです。
鼻用、額用、あご用などがあり、洗顔やクレンジングで落としきれない毛穴の黒ずみがある場合に、多くの女性から支持されています。
毛穴に詰まっているものをピンセットのように挟んでつまみ取ることから、ケミカルピンセットとも呼ばれます。
最も有名な市販品といえば、ビオレの「毛穴すっきりパック」です。「鼻に貼って剥がすだけで毛穴の黒ずみを取り除く」をうたい文句に、女性向けや男性向けなどさまざまなタイプのアイテムが販売されています。
しかし、「鼻に貼って剥がすだけ」という簡便さのなかには、リスクやデメリットも潜んでいるのです。
毛穴パックでどんなケアができるの?
毛穴パックには、ポリクオタニウム-37などの皮膜形成剤、角栓をつまむ役割をするポリアクリル酸、ジメチコンなどのポリマー、角栓を吸着させる炭、毛穴を引き締めるハマメリスエキスなどが配合されています。
毛穴パックは、過剰な皮脂や酸化した角栓によって目立つ黒ずみ毛穴やイチゴ鼻を改善、解消するためのアイテムです。
しかし、同じ黒ずんで見える毛穴でも、メラニンが溜まることで目立つメラニン毛穴、エイジングによって角栓がなくても開いて見える開き毛穴には効果が期待できません。
ほかにも、たるみ毛穴や乾燥肌が原因の乾燥毛穴も毛穴パックでは効果が期待できません。
このように毛穴の悩みはたくさんありますが、毛穴パックを使って意味のある肌悩みは多くないのです。
誤って使えば、肌荒れの原因になることもあります。
毛穴パックにメリットはあるの?
まず、毛穴パックは値段も手ごろで、すぐに効果が実感できることがメリットです。
角栓を取り除くことで、見た目の効果も即効的に感じることができます。
ただし、毛穴パックのメリットの本質は、応急処置によるニキビの予防であることを知っておきましょう。
実は、残念なことに毛穴パックの持つメリットは、そのままデメリットにつながっています。
1つは、肌に必要な角質まで一緒に剥がれてしまうリスクがあることです。
また、刺激にもなるので乾燥肌の原因になるリスクもあります。
しかし、それより大きな問題は、スッキリ角栓が取れると、また、角栓が生まれる環境をつくってしまうことです。
先ほど、メリットでご紹介したように、一時的にニキビ予防のために過剰な角栓を取ることはよいことです。
しかし、毛穴パックを繰り返すと、常に角栓が必要以上に生み出されるサイクルをつくってしまうリスクがあるのです。
毛穴パックの正しい使い方
製品やメーカーでの違いもありますので、最終的には自分が使う毛穴パックの使用説明書に従ってください。
ここでは、使い方の基本的なポイントをご紹介します。
メイクを落とし、余分な油分などは拭き取っておく
毛穴パックを貼る肌のパーツを十分に水で濡らす
パック後は硬くなるまで乾燥させる
乾いたらゆっくり剥がす
パックを剥がした後はしっかり保湿する
毛穴パックは、本来の正しい毛穴ケアではないので、毎日使ったりするのは避けましょう。
また、洗顔やクレンジングをていねいに行うことや生活習慣を見直すことなども大切です。
まとめ
ナールスエイジングケアアカデミーの「毛穴パックは角栓やイチゴ鼻に良いの?NG?」の記事を参考にして、毛穴パックのメリットやデメリット、また正しい使い方のポイントなどをご紹介しました。
この記事を参考にして、正しい毛穴ケアを実践して、毛穴の悩みを改善していただければ幸いです。