敏感肌のためのエイジングケア化粧品の選び方

エイジングケア化粧品を上手に取り入れて敏感肌の改善に努める女性

敏感肌とは乾燥が続くことや、乾燥の程度がひどいことで、肌が敏感になっていて、バリア機能が低下している状態です。敏感肌だと、化粧品選びもスキンケアやエイジングケアをするのも大変です。

そこで今回は、敏感肌の原因や改善のためのエイジングケア化粧品の選び方をご紹介します。

敏感肌の原因

乾燥肌が進んだ状態の敏感肌の原因は、乾燥肌の原因とほぼ同じです。

原因として、まずは、肌の乾燥が続くことです。

外気の乾燥、急激な温度や湿度の変化、アレルゲン、体質などさまざまな影響で、肌表面のバリア機能が乱れ、水分のバランスを保てない状態になってしまいます。その結果、肌のバリア機能が低下し、肌が敏感になるのです。

つぎに、加齢によって水分量が減り乾燥が進んだり、肌が薄くなってちょっとした刺激にも敏感になったりすることです。

さらに、やりすぎの洗顔やクレンジングをはじめとした、不適切なスキンケアも原因になります。擦りすぎることや頻繁に行うことで肌の保湿に大切な成分を洗い流しすぎてしまい、バリア機能を低下させます。また、肌に合わない化粧品などを使うことも原因になります。

そして、紫外線もバリア機能やターンオーバーを崩すなどの悪い影響を与え、真皮や線維芽細胞にまでダメージをもたらします。

ほかにも、遺伝・体質、ストレス、腸内環境の乱れ、睡眠不足、不摂生な生活、アレルゲンなども敏感肌の原因になります。

敏感肌におすすめのエイジングケア化粧品

先述の通り、敏感肌はさまざまな原因により引き起こされますが、エイジングケア化粧品を適切に選び、使うことで改善が可能な場合もあります。

エイジングとともに肌は刺激に弱くなっていくので、エイジングケア化粧品の選び方と敏感肌の化粧品の選び方は、相通じることが多いのです。敏感肌の方がエイジングケア化粧品を選ぶポイントは次の7つです。

①無添加化粧品だからという理由だけ選ばない

②オーガニックコスメ、自然派化粧品という理由だけで選ばない

③アルコール、PG、合成着色料、合成香料配合のものを選ばない

④防腐剤、界面活性剤、合成ポリマーやシリコーンを必要以上に怖がらない

⑤敏感肌化粧品ランキングだけで選ばない

⑥たくさんの種類の化粧品を使う必要はなく、1つまたは2つで十分

⑦敏感肌では、化粧品を選ばない、使わないことも選択肢の1つ

敏感肌のエイジングケア化粧品には、さまざまなアイテムがあります。

化粧水で大事なのは、乾燥をしっかり防いで、刺激が少ないことです。おすすめの配合成分は、ヒアルロン酸、プロテオグリカン、ナールスゲンなどです。一方、アルコール配合のものや収れん化粧水、ふき取り化粧水、美白化粧水は、刺激があるので避けた方がよいでしょう。

美容液や保湿クリームでおすすめなのは、保湿力が高いセラミドが配合されたものです。ヒト型セラミドなど多くは油溶性成分なので、化粧水よりも美容液やクリームで取り入れるとよいでしょう。ほかにも、保湿クリームで使いたい成分としては、純度の高いワセリン、シアバター、スクワラン、アラントインなどがあります。

まとめ

敏感肌は乾燥肌がさらに進んだ状態なので、肌に優しいエイジングケア化粧品での保湿をはじめとしたスキンケア、さらに、食事の見直しなどアンチエイジングを意識した生活を心がけて、改善していきましょう。

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